2017/11/1

ラッキーだったね、ラッキー君☆

 
しつけ教室で通って来てくれているマルチーズのMIXのラッキー君。この子は、今まで来てくれていた同じマルチーズのプーのお家の子です。プーは11歳になるまでずっとひとりで可愛がられて来たのですが突如、暴れん坊のラッキーが家族として加わったのです。ラッキーは、夏ごろにプーの飼い主さんが保健所で余りに吠えて誰からも貰い手が付かなかった子を引き取って来られたのです。すぐに私の所へ相談にいらっしゃいましたが、その時は本当にこれは大変な子を引き受けられたと感じました。栄養不足で被毛もスカスカで尻尾は殆ど毛が無く紐のように細く爪は長く運動不足で後ろ足の筋肉の付き方がおかしくなっていて歩き方も不自然で、クルクルとよく回る子でした。吠え方は激しくきつく、当時はお家の方も噛まれたそうです。病院で検査など一通りの事をして生活にも落ち着いたころから教室を始めました。慣れた人には噛むことは無く、慣れるのも意外に速くホテルなどでお預かりするときもちょっとすると慣れて吠えなくなりました。数か月後には、被毛も生えて来て身体もしっかりとして来て生き生きとしてとても以前のラッキーとは思えないです。静かなプーも、意外に慣れて上手く生活している様子です。プーは、教室の成果かラッキーの訓練中、伏せて吠えもせず待っています。もう少しで、この世からいなくなるところだったラッキーは、プーの飼い主さんと出会えて名前の通りラッキーな幸運な子でした。目つきも丸くなり、幸せそうなラッキー。見つけてもらって良かったね☆
DSC_1560.jpg飼い主さんを待つプー。