2020/12/7

穏やかな翔ちゃん。

かれこれ、10年位前に訓練でお預かりしていた北海道犬の翔ちゃん。(男の子(笑))
久しぶりにお泊まりで来てくれました。
変わらず、穏やかで訓練も良く覚えています。
生後3ヶ月で訓練にお預かりし、結構強い子でしたが本当にしっかりと訓練しましたので、小学生の飼い主さんと一緒に競技会にも出たりもしておりました。
預けにいらっしゃったときに小さな姉妹がずらりと翔ちゃんと一緒に来てじっと見ていて、この時誰も翔に触ろうと手を出さなかったのを覚えています(笑)
そして、こんなに小さな姉妹が沢山のご家庭で何かあったら大変だと、とてもプレッシャーを感じたことも覚えています(笑)
あれから、10年翔ちゃんは本当に家庭に良くなじみ小さな子供達とも問題なくむしろ思い出一杯の生活を送ってきました。
気質が強いと言われている北海道犬のしかもオスの子がこれだけ家庭になじみ幸せに生活してこられたのも、飼い主さんの正しい認識と決断の早さだったといつも思います。
認識の甘さというのが一番怖いと思います。
家の子は大丈夫という、認識の甘さが大きな問題に発展してしまいます。
もしも、誰かを噛んでしまったとしてその後いつもはこんな事無いのに、おかしいなと言っても必ず今までに兆候はあるはずなのです。
噛まれた方も、大した傷にならなかったとしても筋に犬歯が入ったら半年位は噛まれた場所に違和感を感じます。
そして、一度噛んでしまったら次も簡単に噛むようになります。
翔ちゃんの飼い主さんは、翔を家に迎えてすぐにこの子は、今までの子とちょっと違うと感じられて、まだ3ヶ月でしたがすぐに訓練所に来られました。
又、その時にこの子の命を預かっているのに手に負えなくなったらどうしようという危機感も持たれたそうです。
翔ちゃんの犬生は翔ちゃんの飼い主さんに飼われたという所で紙一重だったとも言えます(笑)
ちょっぴり、歯が悪くなった翔ちゃん。
いつまでも、幸せにね☆