2022/1/24

ありがとうメロン、さようなら。

今日も、お天気で過ごしやすい一日でした。
今日、ゴールデンのメロンちゃんが天国へ逝ってしまいました。
12歳でした。
メロンは、私が訓練所を始めて少しして来てくれた子で、お家の壁に穴を空けて学校へ放り込まれた子でした(笑)
お預かりして、始めてお散歩に連れ出した時にあ!この子は違う。と感じました。
案の定、訓練を始めてみるとみるみる訓練を覚え競技会に出場出来るレベルになりました。
飼い主さんは、壁に穴を空けた事で参っておられ競技会などに興味はないだろうと出陳の話をためらっていました。それでも、大会が近くなり一か八か言うだけ言ってみようと思い、話してみると、やはり壁に穴を空けたイメージが強く、メロンが出られるのですか?と信じていただけないくらいでした。
でも、無事に大会に出陳していただけることになり初等科から出しましたら、すんなり1席を頂きました。
そして、次は中等科の1席を狙って理事長賞を目標に出しましたら、決勝まで残ったのですが、まさかのえこひいき(笑)審査で理事長賞を逃し悔しさの内に理事長賞を逃しました。
でも、そこから怒濤の負け知らずが始まり出せば理事長賞という感じでした。
東京の本部競技会にも挑戦し、私の緊張のせいでミスを出しこれ又本当に失意の内にフェリーで一緒に呆然と帰ってきました。
警察犬の選別作業でも合格していた時期があり何でも良く出来る子でした。
この子は、本質的に訓練が好きな子でご褒美のボールをあげても、そのボールを咥えたままでも指示に従うという、指示に従って動くこと自体が好きな子でした。
私にとって沢山の大会で一緒に戦った同志でもありました。
長い間、一緒に戦ってくれて、沢山勝たせてくれて有り難う。
沢山の思い出を有り難う。
また、いつか会える日が来るまで私は訓練に励んで準備しているからね。
ゆっくり休んでね、メロン。有り難う。