2022/3/16

さようなら、キャンディ。

昨日、セントバーナードのキャンディが天国へ逝ってしまいました。
生後、3週間の頃に連れてきてチワワと家で一緒に過ごした時期もあった頃からずっと一緒で果敢に色々な事に挑戦してきました。
競技会では、常に上位に入り決勝戦に残った事もありました。
警察犬の訓練もしてみようと思い立ち、こんな超大型犬が出来るだろうかと半信半疑で始めましたが、中々良い感じで進み、ついに警察犬の試験に合格してしまいました。
今でも、試験の時に周りで見ていた方がセントバーナードのキャンディの出来に、拍手をしていただいた事を覚えています。
試験の出来の内容を考えて、もしかしたら受かるかも知れないと内心期待して待っていましたら、合格通知が届き、本当に嬉しかったのです。
前のセントバーナードのダブちゃんが巨大食道症で2歳半で亡くなり、ダブちゃんのかわりに来てくれた子でした。
火葬場の職員の方が、キャンディの大きさに驚かれていて、骨が又とても太くて本当に驚かれていました。
姿がまだあるうちは、どうにか元気でしたが、木箱に入って小さくなったキャンディを助手席に乗せて帰る時には、何だか喪失感で一杯になりました。
いつもいつも、寄り添って側にいてくれたキャンディ。
いつも、何にでも一緒に戦ってくれたキャンディ。
訓練所を始めてから17年程になりますが、キャンディの存在が大きかったせいか、ひとつの時代が終わったような感じがしています。
何か、終わったんだな。という感覚です。
沢山の思い出を有り難う。
キャンディのかけら、お守りにちょっと置いておくね。
これからは、一緒に歩いてきた訓練所を見守っていてね。
すべてにおいて立派な訓練所にしていくから、空から見ていてね。
向こうでは、沢山走って楽しんで、キャンディ。
有り難う。またいつか会える日まで。